発疹の種類について

皮膚に何らかの変化が起きた状態が、肌トラブルの定義といえます。 殆どが「発疹(ほっしん)」・「皮疹(ひしん)」と呼ばれるもので、変化が目で確認できます。

発疹に痒みがあるか・配列・形・どの部分にどのように分布しているか等、症状を確認して診断されます。

下記が発疹の種類です。

*斑(はん)  皮膚からの盛り上がりが無く、色調の変化が中心となります。 例えば、紫色したものが「紫斑(しはん)」、赤くなるものが「紅斑(こうはん)」等、他にも青くなるものや、白くなるものもあります。

*丘疹(きゅうしん)  直径1cm程迄で、皮膚面から半球状の盛り上がりがあります。

*腫瘍(しゅよう)・腫瘤(しゅりゅう)・結節(けっせつ)  直径1cm以上あり、丘疹が大きくなったものと考えてください。

*局面(きょくめん)  皮膚面からほぼ平らの盛り上がりがあります。

*水泡(すいほう)  体液が皮膚の中に溜まった状態を言います。

*膿胞(のうほう)  膿(うみ)(黄色く濁った物質)が溜まった状態を言います。

*糜欄(びらん)  皮膚の一部、又は、全てが失われ、赤くただれた状態を言います。

*潰瘍(かいよう)  皮膚の欠損が真皮まで達し、跡が残ります。

*鱗屑(りんせつ)  白い角質でふけのように見えます。

*痂皮(かひ)  「かさぶた」の事であり、傷等により血液の成分が皮膚の表皮上で固まった状態を言います。

*亀裂(きれつ)  皮膚が切れた事により、割れ目ができた状態を言います。

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発疹が出ている時の生活上の注意点

発疹は肌トラブルの中でも一番多いとも言える疾患です。もし、湿疹やその他の肌トラブルがあった場合、生活上、どのような注意をすれば良いのでしょうか。

◆入浴の時

肌の異常、何らかの病的な異常が皮膚に出ている時は、肌を清潔に保つのが基本ですが、入浴の際、ナイロンタオル等で強く擦らないように、刺激を与えないように洗います。入浴後に限らず、外用薬を塗る際、強く擦り込まないようにした方が効果的です。

もし湿潤している時は、二次感染を避ける為に、発疹が乾燥するまでは入浴を控えた方が良いかと思います。そしてクリーム薬は基本的に使用しません。

※もし入浴するのであれば、40度前後のぬるめにして長湯は避けます。

◆痒みがある時

発疹には大抵、痒みがありますが、引っ掻いたり刺激を与える事で炎症が悪化する事があるので、ガーゼや包帯で患部を引っ掻かないようにする工夫が必要な場合があります。特に幼児や乳幼児については、ミトンをはめるなど、周囲の大人の方の配慮が必要です。

◆刺激を避けます

皮膚の湿疹の多くは接触刺激によるものです。 湿疹の悪化防止・発生予防には、患部を直接、直射日光や風や寒気に当てたり、装身具・衣類・履物等で外的刺激を直接皮膚に与えないように注意が必要となります。 また、清潔な下着を身につけるようにしましょう。